情報の整理が苦手で注意の分配ができない。
過集中や不注意の特性がある人は、注意をあちらこちらに分配するのが難しいので、マルチタスクが苦手な傾向があります。ところが、会社で仕事をしていると、別の仕事の話をされたり、電話や来客があったりします。眼の前の仕事をしながら、同時に別の仕事に、複数の情報を整理する能力は弱い人には、つらい環境でしょう。かといって、どの仕事にもすぐに対応できるように、机の上にいくつもの書類を置いたり、パソコンでも複数のウィンドを開いままにしたいりすると、本来すべき作業に集中できなくなってしまとのことだ。
私の体験談
私も、同時に複数のことができないことはよくあることで共感です。例えば、今しているタスクをしているときに、急に別のタスクが発生してしまうと、別に発生したタスクを疎かにして手をつけることがなくなってします。気づけば、その別に発生したタスクを放置してしまうことがよくあります。この本を通して、私の苦手でだった、マルチタスクができない理由がわかって良かったです。
参考文献↓太田2021