生活習慣だけではなく特性上の問題
発達障害のある約半数は、眠りについての悩みを抱えていると言われています。苦手なことや単純作業をしているときなどは、とくに眠気が強まりがちです。
これは生活習慣の問題だけではなく、発達障害の特性の一つである可能性が考えれれます。人間の体に自然に備わっている体内時計が乱れやすく睡眠と覚醒のリズムが安定しにくいのです。周囲に合わせるために日々緊張していたり、過集中が起こりやすかったりする特性が、脳の疲弊を招き、居眠りに結びつくこともあります。また、発達障害とは別に睡眠障害を併せ持っている場合もあるとのこと。
参考文献