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小学生のころ、「コンサータ」という薬をなんとなく飲んでいた記憶があります。でも、高校生くらいまでは、そのことを周りに隠して生きていました。なぜなら、自分が発達障害だと知られたら、相手に嫌がられたり、嫌われたりするんじゃないかと思っていたからです。高校生のときは、先生にも家族にも絶対に知られたくない、そう強く思っていました。
しかし、大学生になってから、少しずつ発達障害と向き合えるようになりました。そのきっかけは、「発達障害は変わらないものだ」ということに気づいたことです。変えられないのであれば、その特性を抱えたまま生きていくことが自分にとって一番いいと考えられるようになりました。それ以来、発達障害とどう向き合い、どのように工夫して生きていくかを考えるようになったのです。
今では、「発達障害があっても、全然生きていける」と自信を持って言えます。もし、それを理由に自分を嫌う人がいたら、そういう人とは関わらなくてもいいと思っています。そんな態度は正直ひどいものですし、自分を傷つける必要はありません。
もちろん、現代社会では集中力がすごく求められる場面が多く、ADHDの特性が辛いと感じることもあります。でも、それでも工夫を重ねて乗り越えていくしかありません。工夫しながら生きていく道を選べば、少しずつでも前に進むことができると信じています。