私は小学2年生のときから陸上を始めました。小学校では駅伝の大会があり、私もチームの一員として出場していました。陸上クラブでは自分より速い同年代の子がたくさんいましたが、小学校の駅伝では負けたことがありませんでした。
しかし、小学6年生の最後の駅伝で、私は初めて敗北を経験しました。相手は野球をしている子でした。明らかに自分の方が前を走っていたのに、抜いても抜いても追い抜かれる。その瞬間、私は絶望しました。
あのとき、もっと努力していれば結果は違ったかもしれません。でも、振り返ってみると、あの頃の自分は本気で努力をしていなかったんです。悔しくて悔しくて、あれ以上に悔しい思いをしたことは他にないかもしれません。
それでも、あの駅伝は楽しい思い出として心に残っています。悔しさも含めて、大切な経験だったと今では思います。
